【こどもインタビュアー取材】チャイルドシートで、車での移動中にケガをするこどもがゼロになる社会を/ブライト・チルドレンズ・プロダクツ・インターナショナル株式会社

みらいのたからばこ2023 in 大阪の会場にてブース出展された、海外製チャイルドシートやベビーカーなどを販売するブライト・チルドレンズ・プロダクツ・インターナショナルのカントリーマネージャー 惣塚さんに、こども達がお話を伺いました。

チャイルドシートは正しく装着することが重要

ブライト・チルドレンズ・プロダクツ・インターナショナルはどんなことをしている会社ですか? 

ベビー用品、チャイルドシートやベビーカーを製造、販売している会社です。「JOIE(ジョイー)」と「NUNA(ヌナ)」というブランド名のもと、チャイルドシートやベビーカーなどの海外製ベビー用品を取り扱っています。

みらいのたからばこではどんな体験ができたのですか?

チャイルドシートに赤ちゃんに正しく乗ってもらう体験をしていただきました。チャイルドシートは事故が起きたときに赤ちゃんを守る大切なものです。だから、正しく装着することが重要なのです。

チャイルドシートの新安全基準でより安心に

販売しているベビーカーやチャイルドシートについて教えてください。

ベビーカーは、現在、15種類展開しています。色の違いまで入れると50種類くらいあります。それぞれ特徴があり、ちょっとずつ違いがあります。例えば、一人乗り、二人乗りなど。二人乗りでも、双子用に横並びのものもあれば、少し年齢の違う2人が乗る縦並びのものもあります。タイヤが3つだったり、4つだったりといった違いもあります。

チャイルドシートも、くるりと回るタイプであったり、最新のモデルでは、より安全性を追求した造りとなっているのも特徴です。

チャイルドシートの安全面について教えてください。

チャイルドシートの安全基準は、時代とともにより高くなっています。
赤ちゃんを乗せたとき、最も気を付ける部分は、頭(脳)と脊髄です。これらを守るために、様々な基準が設けられ、チャイルドシートに採用されています。

例えば、車の衝突は、前や後ろからだけとは限りません。横から強い衝撃が加わることもありますよね。チャイルドシートはドア側の座席に取り付けることが多いのですが、ドア側からの衝撃は、トランクやボンネットがある車の前後よりも直接的な衝撃を受けやすいのです。そこで、最新型のチャイルドシートには、左右に頑丈なプロテクターが付いていて、ドア側からの強い衝撃を軽減する役割と持っています。

チャイルドシートのベルトも、2ヶ所組み合わせないと装着できない仕組みになっていますが、これも、安全のためです。付け忘れを防止するため。また、チャイルドシートは、前向き、後ろ向きに切り替えることができたりしますが、後ろ向きの方が衝撃を背中全体で受け止め、力が分散されるため、より小さな子どもは後ろ向きのチャイルドシートをおすすめするなど、様々な安全面の工夫がされているのです。

チャイルドシートを安全に使ってもらうポイントは2つです。
ひとつは、チャイルドシートを車に正しく取り付けること。二つ目は赤ちゃんを正しく乗せること。正しく装着すること。この2つを守っていれば大丈夫です。

赤ちゃんが泣いているからといって、ベルトをしっかり締めない、などがあってはならないのです。

自分たちが作った製品でお出かけしている親子を見るのが嬉しい

こどものころ好きだったこと、夢中になっていたことはなんですか? 今の仕事に繋がっていますか?

野球が好きでした。周りのみんな、野球をやっていたので、一緒に夢中になっていました。

それは仕事に繋がりませんでしたが、世の中のためになる仕事がしたいなぁと思い、この仕事を始めました。

仕事をして楽しいなぁと感じるときはどんなときですか?

赤ちゃんや子どもが楽しく外に出かける道具を作っているので、それを使ってもらっているのを見ると嬉しいですね。

チャイルドシートもベビーカーも、快適かどうかでお出かけを楽しめたり、逆に楽しめなかったりします。それは、こどもにとってもですが、親にとっても大切なことだと思います。

仕事をしていて大変だなぁと思うことはありますか? また、失敗したな、と思ったことはありますか?

この仕事をしていると、いろんな人からたくさんの質問をもらいます。1日20件くらい、質問やお願いが来るので、その全てにきちんんと対応しなければならないのが大変です。

「この商品は安全ですか?」とか、「いくらですか?」とか、「どんな機能がついていますか?」とか、様々な質問が来ます。

ひとつひとつに丁寧に答えているのですが、同じ人から同じ質問が来たときは、失敗したなぁと思います。「ちゃんと答えられてなかった…」と反省してしまいます。

会社としての目標を教えてください。

車で移動中にケガをするこどもを0(ゼロ)にすること。事故は避けることができないかもしれませんが、例え交通事故が起きたとしても、赤ちゃんがケガしないこと。それがチャイルドシートを取り扱っている私たちの目標です。

こどもたちにメッセージをお願いします。

明るく楽しく、元気に過ごしてください。
私たちは、みんなが安全に過ごせるための道具を作っています。だからみなさんには、それを正しく使ってもらって、ケガなく元気でいてほしいと思っています。

ブライト・チルドレンズ・プロダクツ・インターナショナル・ジャパン株式会社
ベビー用品、チャイルドシートやベビーカーを製造、販売。海外製ベビー用品の販売も行っている。

インタビューに答えてくださった方

カントリーマネージャー 惣塚利郎様

こどもインタビュアーから一言

りんご
シートベルトを、2つで組み合わせ装着する理由が、付け忘れ防止ということが分かりました。初めて知ったので勉強になりました。

つむぎ
チャイルドシートの大事さが分かりました。赤ちゃんを守るためには正しくつけなくてはいけないことを学びました。

あやめ
チャイルドシートを進行方向と反対の向きに取り付けるのも、安全を守るためだということが分かりました。

ゆかり
チャイルドシートのことがいろいろと分かって楽しかったです。初めて知ったことがたくさんありました。

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